2017年12月7日木曜日

IgA腎症 - 275日目 - ステロイドの副作用(ニキビ)

僕は学生時代の頃、クラスで1番か2番目にニキビが多い人種でした。
それはそれは思春期の僕を苦しめてくれました。
なぜ僕はこんなにも劣っているんだ・・・と他人を羨んだものです。

20代後半になっても全く治る気配が無いので、一生ニキビに苦しむのかと思っていましたが、
年を重ねるにつれて、髪の薄い人・太っている人・髭が濃い人・痩せている人など、
どんどん周りの人達から美しさが失われているのを見て、コンプレックスは徐々に薄くなりました。

それと同時に、「人生は意外に希望があるんだ」と思えるような事を沢山経験したおかげで、
自分の人生にも輝きを見いだせるようになりました。


30代前半になって、ようやくマシになってきましたが、手に大量の湿疹が出来るようになったり、
太ももにじんましんのような激しい湿疹が長期間出来たりと、他の肌トラブルは常に起きていました。

僕の場合、体調の変化は肌から発生します。
とにかく見た目が悪くなり始めたら体調が悪いのです。


IgA腎症になってステロイドパルスにより入院したのですが、ステロイドには炎症を抑える強い効果があります。
炎症を抑える事はすなわち、腎炎を抑える事になるので、ステロイドが欠かせません。
僕にとってステロイドで抑える炎症は腎臓だけではなく、皮膚にも効果がありました。

ステロイドパルス点滴を受けている時は、顔が真っ白になりました。
こんなに白くなったのは小学生以来でしょうか・・・・
常に炎症と戦ってきた僕の肌は常に赤味を帯びていますが、この時は赤味が消えました。
僕は色白だったんだね!!


そして退院してステロイドの量が減っていくのですが、
1日3錠(15mg)の時は色白さは消えましたが、入院前とさほど変わりません。
1日2.5錠の時から少しづつニキビが出来始めました。
1日2錠になって・・・・もはや地獄です。
中学生の時を思い出すかのようなニキビ地獄です。
本当は・・・当時の方がひどかったですが、とにかく沢山出来ます。


僕は30代後半なのですが、この年になってまたアノ苦しみを味わう事になるとは思いませんでした。
ステロイドの副作用として、ニキビが出来るのは聞いていました。
もともとニキビ体質の僕はきっと出来るだろうと思っていましたが、ここまでは想定外です。
原因としては主なものは「免疫の低下」「皮脂の過剰分泌」だと言う事です。

ステロイドから炎症を抑える効果を減らすと肌が荒れ放題です。
ステロイドを減量していくにつれて治るそうなのですが、それって半年以上後だよねえ・・・トホホ
とにかく見た目の悪さに苦しんでいますが、次回から1日1.5錠になるので改善される事を願ってます。


読んで頂いて有難うございます。
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2 件のコメント:

  1. ニキビは気にするとさらに酷くなるので、気にしても気にしすぎないことです!
    気にしてると表情も暗くなっちゃうことがあるので、周りも余計に気にしちゃいます!笑って明るくしていると、人も寄ってくるし、だんだん気にしなくても普通に過ごせるようになったりします。
    私は、以前医療従事者として働いていて、いろんな患者さんを診てきましたが、コンプレックスがあっても笑ってる方は、無理してるの分かってても、こちらからついつい声をかけてしまう魅力がありました!かまってあげたくなるみたいな感じで。
    一度しかない人生なので、笑顔でいる時間を増やしていってほしいなぁと思いました!無理はしない程度に…!

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  2. yuko さん

    コメント有難うございます。
    人として魅力的にな存在になれるように笑顔で居たいです。

    僕は男ですし30代後半なので、ツルツル肌への憧れはありませんが、
    どうか子供だけには体質が遺伝しないで欲しいと願うばかりです。

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