2017年11月12日日曜日

腎臓の知識 - ES細胞

腎臓病に関する新しい医療技術のニュースがありました。


> 熊本大学の西中村隆一教授らのグループは、マウスのES細胞から、
> 血液をろ過して尿を作る機能をもつ「ネフロン」と呼ばれる組織の元となる細胞を作りだしていますが、
> 今回さらに、尿を排出する管になる「尿管芽」と呼ばれる細胞を作ることに成功しました。


「尿管芽」とはなんでしょうか?
関連する文献を読みましたが、詳しくは解りませんでした。
文章から、濾過機能の部分のネフロンではなく、濾過した老廃物を運ぶ尿管のようなものだと察しています。


以前に「Muse細胞」の医療技術についてブログでお知らせした事がありましたが、
Muse細胞は体の中の傷ついた腎臓を修復したのに対し、
ES細胞は腎臓そのものを体外で培養する事に成功したようです。

両方共に、マウスでの実験段階ですが、どちらも早く実用化される事を願っています。


ES細胞の場合は、体外で培養した腎臓を体内に移植する手術が必要になりそうなので、
静脈注射で済むMuse細胞の方が負担が少なそうですね。


読んで頂いて有難うございます。
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