2017年7月27日木曜日

IgA腎症 - 1日目 - 血尿

病気とはある日に突然襲ってくるものです。
僕はIgA腎症と呼ばれる病気になりました。


企業に勤めている方で、健康診断を年に一度行っている場合は早期発見が見込まれますが、
僕の場合は、そうではなかったので近所の内科で診断した際に異常が見つかりました。


もともと、疲れやすい体質だったのもあり、普段からあまり自覚症状が無かったのですが、
先月にインフルエンザに罹ったばかりなのにすぐに高熱を出したので、
今度もインフルエンザかなと近所の内科に行きました。
まだ子供が産まれたばかりだったので、インフルエンザをうつしたら大変です。


先生は鼻に検査用の綿棒のようなものを入れて言います。
「インフルエンザの反応が出ませんでした」

「赤ちゃんにうつさなくて済みそうで良かった・・・・」
僕は安堵して、その時はそのまま家に帰りました。



数時間後、誰の目から見ても解るような麦茶のようなオシッコが出ました。
嫌な予感がしました。

僕は自分の中では比較的、体に気を使っています。
お酒も飲みませんし、煙草も数年前に辞めました。
運動も週に6時間ぐらいするようになり、体も強くなっているのを実感している所でした。

まだ時間も明るかったので、熱はありましたが、別の病院に急いでいきました。
僕の希望で、尿検査と血液検査をしてもらう事にしました。
先生は言います。
「背中は痛くないですか?」
「足のむくみは無いですか?」


なんとなく何かの典型的な症状が出ている事を察しましたが、
先生の言う内容に当てはまらなかったので、問題ないと伝えました。


その時はまだ検査の結果の数値を見ても解らなかったのですが、
クレアチニン1.19
尿蛋白3+
潜血反応4+
という恐ろしい値が出ていました・・・・・
大きい病院を紹介され、その場で予約をして貰いました。


「最近は忙しくて疲れが溜まっているだけだろう
大きい病院で自分の健康を証明して安心しよう」
僕はそう考えて、その日を終えました。

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