2017年8月11日金曜日

IgA腎症 - 55日目 - 麻酔科外来

扁桃腺摘出の手術は全身麻酔が必要です。
喉の奥の手術なので、咽たり咳き込んだりすると危ない為です。

IgA腎症になるずっと前ですが、僕は過去に2度全身麻酔の手術を受けています。
過去の経験から言うと、全身麻酔は眠りから覚めたら手術が終わっているので、
手術を受ける側からすれば助かりますが部分麻酔に比べると危険が大きいそうです。

そのような全身麻酔のリスクについて説明を受ける為、麻酔科の外来がありました。


全身麻酔中は意識が無いので、トラブルの際の大事な判断は家族に委ねられます。
なので今回の麻酔科外来は家族と共に受診する事になりました。

麻酔科は外来の患者さんが少ないので、病院の隅の方に追いやられていました。
待ち時間はほとんどなく、説明もあっという間に終わります。
インパクトのある内容だけを簡潔にいうと、
「10万件に1件は死亡事故が発生します。」と言う事でした。
医療技術はどんどん進んでいるので、この統計も昔の話だそうです。


色々な場所で説明を受けすぎて感覚がマヒしているのか解りませんが、
手術失敗のリスクよりも、何もしないリスクの方が怖いと感じています。
前に進むしか選択肢が無い以上、病院と先生達を信じるしかありません。

全身麻酔の同意書にサインしてその日の外来を終えました。

0 件のコメント:

コメントを投稿