2017年9月14日木曜日

IgA腎症 - 121日目 - ステロイドパルス (入院生活)

3日間のステロイドパルスの点滴が終わって、現在はプレドニンと言うステロイド錠剤を飲んでいます。
この錠剤はステロイドパルス治療が終わって退院後も飲み続けるお薬になります。

今回の治療のように体外からステロイドを摂取し始めると、
体内から作られるステロイド(ホルモン)が供給過剰だと判断して生産を辞めます。

この状態でステロイドの錠剤の服用を辞めると、体内からも体外からも作られずに、
ホルモンの欠乏によっておこる病気(急性副腎不全など)になってしまいます。
これを防ぐためにステロイドパルス治療が終了しても、徐々に量を減らしていく事になります。
今は6錠を飲んでいますが、1年間ぐらいの時間を掛けて0錠に減らしていく予定です。


3日間のステロイド点滴の副作用ですが、体感で解るものは
・精神不安定(イライラと不眠)
・足の裏のしびれ
・血糖値が異常
・ニキビ
となりました。


ステロイドを大量に体に入れると、交感神経が活発になり興奮状態になります。
なるべくイライラしないように心がけていますが、この入院生活はイライラの連続でした。

前回と同じく4人部屋だったのですが、今回は完全にハズレを引いてしまいした。
残りの3人のうちの1人が、ものすごくワガママじいさんだったのです。
咳払い、うめき声、ナースへのセクハラ・クレーム等すべて全力投球の方です。

ノーマナー行為は非常に不快感を感じますが、この時はステロイドで興奮状態です。
ずっとイライラが止まらずに大変でした・・・
そして消灯時間になっても精神がリラックス出来ずに不眠に突入です。


足の裏のしびれは、お医者さんに相談しましたが、具体的な原因が解りませんでした。
対策は得られませんでしたが今まで無かったので、副作用によるものだと思います。


次に血糖値ですが、食後の値が180以上を叩き出してしまいました。
糖尿には成っていませんが、この数値は明らかに異常値です。
もう何を食べていいのか解りません。
あれだけ大量のステロイドを投与したので当然と言えば当然の結果なのですが、
いざ数値として結果を見ると残念な気持ちになります。


最後にニキビですが、僕の場合は大量に出来ました。
中学生の頃から今の年齢まで、ずっとニキビには苦しめられているのですが、
今回の入院で思春期の時期と同じぐらいの量が出来ました。
ただしステロイドの抗炎症作用のお陰で赤くはなりません。

皮膚の炎症はどんどん引いていくので顔は白くなっていきます。
しかしながらどんどんニキビが出来ていきます。

どうやら血糖値を見てもわかるように過剰に生産された糖分や脂分が、
皮膚に溜まってニキビとして出てくるようです。


もう僕は何も食べてはいけないのですね・・・・ああ・・・腹が減った


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