2017年9月7日木曜日

IgA腎症 - 117日目 - ステロイドパルス (1週目開始)

ステロイドパルス点滴が開始されました。
点滴の針は3日間、刺しっぱなしになります。
皮膚がかぶれやすいので針を止めるテープは少ない面積でお願いしました。

肌が強い人は気にならないかもしれませんが、
僕は肌がめちゃくちゃ弱いので、こういったテープかぶれが非常に辛いのです。

肩こりに湿布なんか貼ったら、湿布の下にビッシリ湿疹が出来てしまいます。
こういうのも腎臓が悪いからなのでしょうか・・・・
トラブルの多い体だと、細かい所で不自由が出るのが困りものです。


肝心の点滴ですが、合計でステロイドの投与が9回行われます。
血液検査と尿検査は週2回行われ、その週のステロイドパルスの効果を開始時と終了後で検査します。
そして開始時の結果を伝えられました。



【1週目開始】
・クレアチニン (基準値:1.1以下) 1.07
・eGFR (基準値:90以下) 65
・CRP (基準値:0.3以下) 0.02
・白血球数 (基準値:9.2以下) 4.5
・尿蛋白定数 (基準値:10以下) 57
・尿蛋白1日量 (基準値:150以下) 不明
・蛋白半定量 (基準値:-) 1+
・潜血反応 (基準値:-) 3+



この日は腎臓の数値が比較的良く、eGFR (腎機能) が過去最高に良い数値になりました。
過去最低が52なので僕の腎臓は 52%~65%の間で推移しているようです。


ステロイドの副作用では免疫の低下による感染症が怖いのですが、
「CRP」の値をチェックする事で感染しているか否かを把握できます。

ちなみにステロイドパルスの入院中に肺炎等に感染してしまえば、
治療は中止になるそうなので、手洗いやウガイは必須になります。
隣で咳き込んでいるいる人がいれば絶対に近づいてはいけません。


感染値は「CRP」でチェックしますが、そもそも免疫がどれぐらい低下しているかは
「白血球数」を見る事で把握する事が出来ます。
今日は基準値内でしたが、ステロイドの副作用によって、どう変わるかお伝えして行きます。


入院中の尿は全部、機械で蓄えられていきます。
通院しているときは、その時に出たオシッコのみを検査するので、詳しい事は解りません。
1日にどれだけの蛋白が尿に流れ出ているかは蓄えてみないと解らないそうです。
何故なら、その時間帯における体調に蛋白尿の多さは左右されるからだそうです。

今回の検査結果には「尿蛋白1日量」は検査に出してないようなので解りませんが、
結果が解る時は記述して行きます。
健康な人の基準値は1日150以下なので、それを目指していきます。


ちなみに検査結果のクレアチニンは血液中の値です。
尿の値のクレアチニンは「尿中クレアチニン」と呼ばれ、
この値を使って「尿蛋白÷尿中クレアチニン」で計算すると、
「尿蛋白1日量」に近い値が出るそうです。
これを尿蛋白クレアチニン比と言います。

今回は入院してオシッコを全部溜めているので、
尿蛋白クレアチニン比は使いません。


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