2017年11月2日木曜日

IgA腎症 - 174日目 - バクタ終了後の検査結果

定期健診も2か月に1回に減り、病院で検査する回数も少なくなりました。
そうです、今日は定期健診の日です。

前回の検診ではクレアチニンが急上昇していました。
原因としてあがっていたのは、脱水とバクタ配合錠の副作用です。

今回はバクタはもう飲んでいません。
そして脱水症状だと言われてから、水を多く飲むようになりました。

僕はそもそもオシッコが非常に近くて、頻繁にトイレに行く人です。
これが億劫なので水分をあまりとらずに生活するのに慣れていました。
しかし今回はクレアチニンの検査結果を良好にしたい思いがいっぱいです。
僕はトイレに行く覚悟を決めて毎日水分補給していました。

それでは検査結果をご覧ください。


【バクタ終了後(今回)】
・クレアチニン (基準値:1.1以下) 1.06
・eGFR (基準値:90以下) 66
・白血球数 (基準値:9.2以下) 8.1
・CRP (基準値:0.3以下) 0.02
・尿・クレアチニン 520.4
・尿蛋白定数 (基準値:10以下) 23
・蛋白半定量 (基準値:-) 1+
・潜血反応 (基準値:-) 3+
・尿蛋白/尿クレアチニン比 (基準値:0.15以下) 0.04


【退院2週間後(前回)】
・クレアチニン (基準値:1.1以下) 1.28
・eGFR (基準値:90以下) 53
・白血球数 (基準値:9.2以下) 6
・CRP (基準値:0.3以下) 0.04
・尿・クレアチニン 57.6
・尿蛋白定数 (基準値:10以下) 2
・蛋白半定量 (基準値:-) -
・潜血反応 (基準値:-) 3+
・尿蛋白/尿クレアチニン比 (基準値:0.15以下) 0.03


クレアチニンが改善されました!!
基準値の1.1を下回ったので、一安心です。
やはりバクタ配合錠が見せかけのクレアチニンを上昇させていたに違いありません。

白血球とCRPも基準値内に収まっていますので、
ステロイドの副作用の一つである免疫低下も今の所問題無しです。


ただし・・・
蛋白が1+に戻ってしまい・・・顔面蒼白です。
僕にとっては悲しいお知らせでしたが、先生は「問題ないですよ」と言いました。


先に状況を説明しておきますと、僕は朝に濃い色のオシッコが出てきます。
それから夜にかけてどんどんオシッコが透明になっていきます。
朝に飲んだステロイドの効果がどんどん夜にかけて炎症を抑えているのだと判断しています。

そして寝ている間にステロイドが切れて濃いオシッコに戻っていきます。
加えて、夜はオシッコに行かないので、濃度が濃くなっていくので、更に色が付きます。

この日の尿検査では殆どオシッコが出ませんでした。

朝の濃さ+夜に溜まった濃さ+出ないオシッコ=物凄い濃いオシッコ
になっていたようです。


それを証明する数値も先生から説明を受けます。
今回は「尿・クレアチニン」を検査結果に追加しました。
「クレアチニン」は通常、血液中のクレアチニンを言います。
「尿・クレアチニン」は、尿中のクレアチニン濃度を言います。

尿・クレアチニンは、一日の尿の量を測定する目安になる数値で基準値はありません。
「尿蛋白定数」を「尿・クレアチニン」で割ると、「尿蛋白/尿クレアチニン比」が求められます。
「尿蛋白/尿クレアチニン比」は1日の尿に含まれる蛋白の総量と近い数値になります。

「尿蛋白/尿クレアチニン比」は前回0.03、今回0.04でしたので基準値を下回っています。
朝だから濃いオシッコが出たけど、1日の蛋白尿の量は基準値以下だったと言う事でした。


朝でも透明のオシッコが出れば良いのですが、病気なので仕方ありません。
1日量で見たら健康な人なので贅沢な悩みだとしておきます。
前回に急上昇したクレアチニンもバクタのイタズラで解決しそうです。



読んで頂いて有難うございます。
『にほんブログ村』←応援のクリックをお願いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿